宝石の用語集

●インクルージョンとは

<英語>inclusion・・・包含,包括、中に含まれるもの,含有物。

宝石においては、内部に含まれた不純物や気泡・亀裂などを総称してインクルージョンと呼びます。この内包物の程度や量・位置などによって、宝石の価値が左右されます。内包物が少なければ少ないほど、宝石としての価値が上がるということです。ダイヤモンドの場合には"クラリティ"評価として厳密な価値基準が定められています。しかし、宝石は地球の長い歴史の中で偶然の積み重ねにより奇跡的に形成された鉱物です。このインクルージョンが天然の証でもあり、また宝石としての味となり得ることもあります。そのため、一概にインクルージョン=悪いとも言い切れないのが難しいところであり、また宝石の面白みとも言えます。実際にサファイアやルビーの場合、ルチルと呼ばれる不純物が宝石全体に均一に含まれていると、3本の光の帯が現れスターサファイヤやスタールビーと呼ばれ通常のサファイヤやルビーよりも価値があるとされています。

●ソーティング

<英語>sorting・・・分類する,区分するを意味する動詞「soat」の現在分詞形。

ソーティングとは、鑑定機関の発行する簡易鑑定のこと。鑑定書のような冊子にはなっておらず、ちょうど洋服のタグのように小さなビニールケースに宝石のグレードが記されたシールが貼り付けられた物のことを指します。指輪やネックレスなどの製品ではなく、宝石の裸石(ルース)をこのビニールケースに入れて、主に業者間で取引する際に用いられるのが一般的です。鑑定書との違いは、宝石の形、カットグレードの詳細な記述が無いなどの違いはあるものの実質的には鑑定書と同等のものになります。

●メレ

<仏語>melee・・・(多数の人々の)大混雑、雑踏、ごった返し

メレとは、仏語のmeleeに由来し、メインの宝石を引立てるための装飾用にたくさん敷き詰められた小粒のダイヤモンドのことをメレダイヤと呼ぶようになりました。その意味が転じて、一粒の大きさが0.25カラット未満の小粒ダイヤモンドのこともメレダイヤと呼ばれるようになり、省略されてメレと呼ばれることが多いです。

●ルース

<英語>loose・・・放たれた,自由な、(束縛・拘束から)解放されて,解き放たれて

ルースとは、原石から切り出され色々な形状にカット・研磨された宝石や、珠の状態の真珠のことを言います。まだ指輪やペンダント等の宝飾品の枠に留められていない状態の物のこと。裸石とも呼ばれます。

●テーパー

<英語>taper・・・先細になる,次第に少なくなる

テーパーとは、宝石業界ではテーパーダイヤモンドのことを指します。テーパーダイヤモンドとは、細長い台形状にカットされたダイヤモンドのことで、針のように細い物から大きな物まで様々ありますが、主にメインの宝石を引き立たせるために周囲にぐるりと飾られることが多かったようです。バブル期に流行した宝飾品のデザインにこのテーパーがよく用いられ、当時の宝石業界では「デラックスな枠」=「デラ枠」と呼ばれていました。
テーパーを周囲にぐるりと敷き詰めたデザインは、いわゆるラウンドブリリアントカットのダイヤモンドとはまた違った趣きの輝きが見られ当時は好まれていましたが、現在はあまり生産されることがなくなりました。

●クラスター

<英語>cluster・・・(ブドウ・サクランボなどの)ふさ、(同種類のもの・人の)群れ,集団

クラスターとは、宝石業界では一般的に水晶クラスターのことを指します。単体の水晶の結晶が根本で母岩にくっついたままの状態の物のことをクラスターと呼んでいます。日本語では群昌とも。何千年、何万年という長い時を経て、自然が生み出した水晶クラスターは、特に風水用途やパワーストーンとして気を整える効果が高いとして人気があります。

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